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4/21 代表通信~機械学習アルゴリズム自動生成AutoML-ZERO

草場代表
2020/04/21

こんばんは。代表の草場です。

嫁の買ってきてくれたキムチが美味しくて食べまくった一日でした。嫁は私が食べたいものを食べたいタイミングで買ってきてくれます。尊い。

別件の仕事で人材派遣の方々と話しましたが、人材市場では人材側が余っているようです。この時期なので当然といえば当然ですが、以前Amazonが10万人追加雇用という記事もありました。どこに人材需要があるか、見極めたいところです。飲食オーナーの友人が、売り上げが80パーセント減と本格的に厳しくなってきたので、どうすればいいのかと。テレワークの方向けのテイクアウトは結構いけているようです。考えなければ。

本日はラボ活としては事務周りのミーティングとSlackでのやり取り中心。SDGs関連でまた面白い試みが始まりました。乞うご期待。

さて、AutoML-Zeroが出ました。基本的な数理処理のみを使い、最適な機械学習アルゴリズムを自動的に発見するAIです。原論文の「AutoML-Zero: Evolving Machine Learning Algorithms From Scratch」を読むべしです。サイエンス誌にも解説があります。サイエンス誌の解説の概要は以下です。

「研究者たちは、「適者生存」などのダーウィン進化の概念を借用したソフトウェアを作成し、人間の入力なしで世代を超えて改善するAIプログラムを構築した。グーグルのコンピュータ・サイエンティストであるQuoc Le氏とその同僚たちは、高校生が知っているような基本的な数学的概念だけを使って、人間の入力を実質的にゼロにしてAIプログラムを開発できる「AutoML-Zero」と呼ばれるプログラムを開発した。このプログラムは、進化の緩やかな近似法を用いてアルゴリズムを発見する。

まず、数学的操作をランダムに組み合わせることで、100個の候補アルゴリズムの母集団を作成する。次に、画像認識の問題、例えば、画像に猫が写っているかトラックが写っているかを判断しなければならないような単純なタスクで、それらをテストする。各サイクルで、プログラムが、手作業で設計されたアルゴリズムとアルゴリズムの性能を比較。この中の一番性能のいいアルゴリズムのコピーは、コードの一部をランダムに置き換えたり、編集したり、削除したりすることで「突然変異」され、最高のアルゴリズムのわずかなバリエーションを生み出す。また、これらの「子供」は母集団に加えられ、古いプログラムは淘汰されていく。このサイクルが繰り返される

これらの母集団は、一度に何千も作成される。これにより、良い解決策が見つかるまで、1秒間に何万ものアルゴリズムを処理することができる。プログラムは、進化の行き詰まりを防ぐために集団間でアルゴリズムを時折交換したり、重複したアルゴリズムを自動的に除去したりするなど、探索を高速化するための仕掛けを使っている。」

うーむ。とりあえず、GitHubでコードと動作確認。Google Colaboratoryを使って検証していましたが、うまく動かず、挫折中です。また明日試そう。

明日はエンジニアの皆様と新規案件のミーティング!楽しみ。

明日もオンラインラボ活!ラボ活のすゝめ。

 

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草場代表
エディター