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もしもAIドローンに命を狙われた時の対処法

KURO
2021/10/20

もし、AIが自分の命を狙ってきたら…?
ドローン、自動運転、AI…などの便利になる技術が、人の命を奪う技術になるとしたら。
あなたが狙われたらそのとき、果たして生き延びることができるでしょうか。

もしもAIドローン2機にあなたが追われておたら

人工知能がついたドローン2機(機関銃付き)に、あなたが追われていたとしましょう。対処方法は、
・逃げ切る
・破壊する
のどちらかになるかと思います。

さて、ここでドローンのスペックを考慮する必要があります。空から攻撃を仕掛けるドローンは、飛行機の形状をしたものと、ヘリコプターのようなタイプがありますが、人物を追っていけるのは後者のタイプです。ホバリングも可能で、かなり精密に追跡をすることが可能です。小型だとバッテリーの容量から走行距離も縮むので、怖いのは大型タイプ、要は無人ヘリですね。小型のタイプは、自重に対して積める燃料が少ないので、現段階のでは30分-1時間くらいしたら、燃料が切れて落ちるのではないでしょうか。

あなた VS 無人ヘリ2機

ドローン

ドローン
もはや絶望しかありません。なにしろ無人ヘリには、最先端の測位システム、通信技術、赤外線レーダー、追尾機能に加え、人工知能が備わっています。

さて、これが2機あると、1機撃ち落としている間に背後から、というのが考えられます。撃ち落とす場合は、地の利を活かして安全に撃ち落とせる場を探すことですが、これが上手くいくかです。赤外線レーダーなどで、建物内まで様子が分かって仕舞えば、こちらの位置は丸分かりなので、ジッとしてるだけでリスクにもなり得ます。

電磁パルスなどで機器系統を混乱させたらどうか。設計次第ですが、機体の維持を考慮せず、とにかくターゲットを攻撃したい場合は、機器系統が混乱した瞬間に、ランダムの方向に飛んで自爆する設定にするでしょう。なにも攻撃できずに墜落するより、合理的だからです。なので、機器系統を混乱させる、というのはリスクが伴うかもしれません。。

逃げ切ることはできるか

逃げる場合はどうなるか。どこまで逃げれば良いかというと、無人ヘリの燃料が尽きるか、機関銃の弾が切れるまででしょう。しかし、これは『仲間』を連れてくる可能性が無ければの話です。

加えて、データ認識されるとずっと逃げ続けることになります。髪型を変えても、服を変えても、歩き方の動きや骨格などで、判定されてしまいます。なるべくなら、カメラセンサーで認識される前に逃げ切りたいところ。

それほどに、AIの兵器は恐ろしいものなのです。

これはすでに、現実的な社会問題

歴史上、市民が巻き込まれ無かった、戦争の方が稀じゃないでしょうか。
加えて、大国が小国と戦争をする、技術や資金力的に格差がある中で戦争が起こるケースもたくさんあります。

ベトナム戦争、イラク戦争、イスラエルーパレスチナ戦争など。
ドローンは、今や格安で手に入る兵器、しかも自律兵器なので損失を気にせず戦うことができます。

テクノロジーが進歩をすれば、使い方を間違えるととんでもないことになります。
これからの時代に向けて、テクノロジーのあり方も考えていきたいですね。

この記事を書いた人
KURO
エディター