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【最新技術紹介】AIによる評価のばらつき改善と多様な表現の翻訳

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シンラボ
2021/02/26

こんにちは、井上です。
内部で広報やSDGsで活動しながら、記事はご無沙汰でしたが、エクスポネンシャルテクノロジーの1つ、AIに関して気になるトピックがあったので書いてみます。

AIで評価のばらつきを抑え、正当な評価を(松屋フーズ)

株式会社松屋フーズホールディングス(松屋フーズ)は、店長昇格試験に対話型AI面接サービス「SHaiN」の導入を発表しました。
ホームページを拝見すると、松屋(松屋フーズ)のほか、同じく吉野家(株式会社吉野家)など飲食業界に限らず、銀行や電機など270社以上で採用されているそうです。
https://shain-ai.jp/

何より、応募者からすると、24時間365日面談を受けられるのがありがたい!
転職や複業を考える人が増える中、よりニーズが拡大していくのではないでしょうか。
会話のテキスト化も実施でき、まさに自動化さまさまですね。

参照:松屋、店長昇進試験にAI面接サービスを導入「今後も継続的に実施する」(https://ledge.ai/matsuya-talent/

方言を翻訳!?データ提供呼びかけ

2017年に始動した「弘前大学×AI×津軽弁プロジェクト」が現在、津軽弁音声データの提供を呼び掛けています。

津軽の人と県外、国外からの転勤居住者などとのコミュニケーションが、特に医療現場や介護の現場などで課題となっていることから、津軽弁と共通語の双方向の音声文字変換システムの開発を進められているそうです。

確かに、少し記事で紹介されているものを見ただけでも、この研究意義は大いにありそうです。

出展:弘前大学が津軽弁音声データ提供呼び掛け AI翻訳システム開発で(https://news.yahoo.co.jp/articles/f58a9576461f9efeded9dd66d5d6a1a8aeb40279

いずれも多様な人の魅力や方言による表現など、機械が曖昧さを理解するとても興味深いニュースでした。
これら機械による評価・サービスの均一化と人間の感性や曖昧さが、今後どのように世の中でせめぎ合って標準化していくのか、今から楽しみです。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました!

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