高校生起業家たちがプロデュースする 『地球に優しい世界にたった1つの洋服』
SDGs
高校生起業家たちがプロデュースする 『地球に優しい世界にたった1つの洋服』
(事業化支援)
※写真左から:青柳康太さん/代表、鈴木爽天さん/マネージャ、太田櫻子さん/広報、藤川結子さん/マネージャ[/caption]
こんにちは、KAZUNOです。
最近、TV番組、CM、ニュース、電車の広告など普段の生活の中でもSDGsを目にする機会が多くなってきました。
また、ESG投資の話もあり企業の中でもSDGsを組織として意識する必要性が高まり、学校教育の中でSDGsを取り入れる学校の数も増え、日本国内においてもSDGsの認知度が徐々に増え始めてきています。
しかしながら、普段の生活や仕事の中で『何をするとSDGsに貢献したことになるのか?』といったイメージを持ちながら、行動するのはなかなか難しいように思います。ある時とてもフレッシュで行動力のある『高校生4人組の起業家』に出会いました。今回は若くして社会の課題と向き合い、個性的のアイデアをもって会社を設立して行動に移している 『株式会社Cloth Change』 のみなさんに、お話を伺ってまいりましたのでご紹介いたします。
<環境保全への効果が期待できる仕組みに注目>
みなさん、日本では不要になった衣類の約9割が、リサイクルされずに埋め立ては焼却処分されていることをご存知でしょうか?量で例えると『年間100万トン』。およそ33億着にも上ると言われています。この対処は大量の温室効果ガスを排出してしまうため、衣類製造は”環境負荷の高い産業”とも言われているそうです。そして年々気温が上昇している原因のひとつとなっています。そのような『衣類の廃棄が増える理由』としては、近年のファストファッションの流行や、多くのトレンドやメーカーが細分化され続けていることも理由としてあげられています。このようにアパレル業界では、『衣料品のリユース活動』が求められるようになってきました。『株式会社Cloth Change』はこの衣料品のリユースを独自の発想で解決しようとしています。
■会社名
株式会社Cloth Change
(Instagram:@CLOTH_CHANGE)
■事業内容
使わなくなった洋服にデザイナーの息を再度吹き込み、世界で1つのオリジナル洋服にする会社
■コンセプト
クローゼットに眠っている服を復活させて、人と被らない自分オリジナルの服を着たい。というCloth Changeメンバーの強い思い。
この『Cloth Change』が立ち上がったきっかけは、代表である青柳さんが毎日私服で通う高校生活の中で、友達と洋服が同じになって被ってしまうときがあるため『誰も持っていない自分にあったカッコいい洋服を、あまりコストをかけずに着れるようになりたい
』といった思いから始まりました。はじめた当初は母親にリメイクを手伝って貰い、渋谷に売りに行ったところ中学生の女性に売れたことから需要の高さを感じたそうです。そして今では新たに3名の仲間が加わり活動を進めています。
この取り組みは既に高校生・高専生のための企業体験プログラム(StartupBase U18)で、『最優秀賞』と『オーディエンス賞』を受賞し、3月にはクラウドファウンディングを開始する予定となっています。
私たち協会員もその高校生たちが実際に行動をして既に利益に繋げているといったお話を伺い思わず胸が熱くなりました。
そのような勇敢な高校生4人が取り組む『株式会社Cloth Change』の成長をこれからも応援していきたいと思います。
【近日のイベント開催情報】
株式会社Cloth Change 『リメイク相談会 in SHIBUYA』
開催日時:2020年3月20日(金)13:00~17:00
開催場所:東京都渋谷区鶯谷町5-7 シトリン会議室3F
入場料金:無料
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未来技術推進協会 KAZUNO
協会内ではSDGs/RPA/AI関係を主に担当しています。
会社員(独立系SI企業)、某RPAブログライター、その他音楽活動
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