未来を創る、テックコミュニティー

感情コンピューティング①

草場代表
2021/01/11

こんばんは。代表の草場です。

本日より、エクスポネンシャルテクノロジーの発信をしていきます。
シンギュラリティ大学が発表しているエクスポネンシャルテクノロジーの一つに感情コンピューティングがあります。

これはおそらく、アフェクティブコンピューティングのことか?と思います。広告朝日によると、

人間の感情を理解し表現する、コンピューターやデバイスの開発に関わる研究分野。教育、医療、自動車、エンターテインメントなど、様々なビジネス領域で応用が期待されている。2021年には5兆円市場になると予想される。

事例でいうと、学習支援ロボット「Tega」MITがあります。子どもたちの学習交流をサポートするためのロボットプラットフォームです。Android用のAffdex Mobile SDKを導入し、読み取った表情を報酬信号としてロボットの振る舞いを主導する感情強化学習アルゴリズムに送ることで、Tegaは子どもたちの表情から感情を読み取り反応することができます。

他には、日本語未対応ですが、IBMのTone Analyzerがあります。テキスト分析を通じて、ユーザーの感情、言語スタイル、社会的傾向を分析します。分析結果は、文書全体に対するものと、個別文に対するものの2通りとなります。コールセンター、チャットボットなどで顧客の反応を分析評価するなどの利用が考えられます。

今後も事例を発信していきます。

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草場代表
エディター