【注目AIスタートアップ100社】Caption Healthの紹介
こんにちは。草場です。
エクスポネンシャルテクノロジーの一つ、AIに関して、CBインサイツでリストアップされている注目スタートアップ100社、1社ずつ見ていきます。
「AI 100: The Artificial Intelligence Startups Redefining Industries」
本当は、『予測マシンの世紀』に出てくるようなAIキャンパスなりを作成しながらどのタスク、意思決定を自動化しているかまでみたいですが、まずは紹介のみ。『ダブルハーベストループ』での解析もしたいすね。
AI、機械学習について見直したい方は、シンラボの人気記事「OpenCVによるAIの実装方法」をご参考ください。
本日取り上げるスタートアップは、ヘルスケア分野のCaption Healthです。
ミッションは「AIでヘルスケアを変革すること」です。
Caption Healthは、「高度な訓練を受けた医療専門家の専門知識をテクノロジーでエミュレートし、その能力をすべての医療従事者に提供する」という、シンプルかつパワフルなコンセプトに基づいて設立されました。
主要な予測マシンが、Cpation AIです。
Caption AIは、超音波検査の経験の有無にかかわらず、医療従事者が自信を持って診断品質の超音波検査を行うことができる画期的なポイント・オブ・ケア(POCUS)テクノロジーです。
特に超音波検査に特化したものです。超音波検査が難しいかどうかに関しては、以下の記事に詳しいかもしれません。
この予測マシンを作る目的は、超音波検査の専門家の知識を誰でも使えるようにすることでした。こういった予測マシンを作る、どういった訓練データが必要だったか、何を予測しているか、その予測をもとに何を判断しているか、指標は何か、を細かく書きだしたいですが、それはまたいつか。
これを導入する価値は、以下です。
・Caption AIは、迅速、正確、タイムリーな心機能の評価を可能にし、患者管理に情報を提供し、臨床上の意思決定をサポートします。
・品質の標準化。診断画像の品質をリアルタイムにフィードバックし、検査全体の品質を自動評価することで、医療の質の向上と標準化に貢献します。
・超音波検査へのアクセスを拡大することで、病院のコスト削減、臨床効率の向上、収益の増加につながることがわかっています。
詳しく解析をした結果を別で載せます。面白い。
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