シンギュラリティとオカルトー未来の世界を自由に描こう
シンギュラリティ。
人工知能が、人間の頭脳を超える!
そう言われてからか、未来のことを考えることが、昔よりもかなりポピュラーになってきているように思います。
小さいころ、スティーヴン・スピルバーグのA.I.という映画を見て、これからの未来はこう変わっていくんだ(でもだいぶ先の話だろう)なんて思ってました。しかし、シンギュラリティはもはや、子供のころから今の間よりも短い時間で、現実のものになろうとしています。
目次
未来はもっと自由でいいと思う
AI、IoT、自動運転、3Dプリンター、XR、量子コンピュータ…
未来のことを想像して、多くの人が未来の可能性触れるというのは良いことだと思います。しかし、その反面、すでに影響カの大きさを約束されたこれらのテクノロジーのインパクトが強すぎて、引っ張られているように見えます。
むしろ、想像がディストピアに近いというか。AIが人間を支配し、人間は仮想空間の中で生きる。仕事は機械化され、働かなくていい。貧富も格差も、不平もない世界。あるいは、核戦争が起きて人類が滅びゆく世界。
それらが想像できてしまうのは、危機意識の働きのもあると思いますが、なにより創造性が伴わないものの方が分かりやすいから、共感が取れやすい、話しが通じやすいからだと思うんですね。
「オカルトという言葉遊び」が科学を茶化す
宇宙人はいるのか。霊はいるのか。
科学というのは、本来確からしいものを明らかにしていく学問だと思いますが、残念ながら、ややというかかなり、実用性に研究内容が偏っていたりします。研究者は、大学の研究室に入って研究するのに、すでに分野が決まっていたり、資金配分が実用性を加味して偏っていたら、全く新しいものが生まれる可能性は皆無です。
オカルトという言葉も好きではなく、例えばUFOとかも、科学的にアプローチするのではなく、都市伝説的か勘違い的な話で終わってしまう。仮にUFOのような、飛行機では成せない動きが出来るなら、世の中がどれほど便利になるか。
熱エネルギーの限界
現代のテクノロジーは、何かを熱エネルギーに変換することによって享受されています。ガスも電気も、これらを動力源とする車もパソコンもです。
これからのテクノロジーも、全て熱エネルギーによってもたらされるものです。つまり、熱エネルギーで説明出来ない、UFOや霊魂は、なおオカルトであり続けるのです。
真実は少数派に宿る
常識は、時代を経て変わります。
プレートテクトニクスもニュートリノもダークマターも、科学界で一般常識になってきたのは最近です。少数派の意見は、大多数には出しにくいものです。そもそも、大多数がそのようなことを考えていなかったりする。
未来を考えるにしても、現在を全然違う見方をしていれば、大きく異なるはずです。僕は捻くれ者なので、少数派の真実っぽいものを探すことが大好きです。
創造性は、他者から押し付けられるものではなく、自分で探し、創り出していく方が面白いです。シンギュラリティ・ラボも、そうして少数派の方々が居やすいような場所にして行きたいですね。
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