【最新技術調査】VR②_360°カメラ
みなさんこんにちは。沖田はじめです。
今回はエクスポネンシャルテクノロジーのVRの2回目ということで、360°カメラについてお話していきたいと思います。
近年、スマートフォンが普及したことにより、誰でも手軽に写真撮影・動画撮影ができるようになりました。ひと昔前はデジタルカメラ、その前となるとフィルム型カメラを持ち歩いていた記憶があるかと思います。より鮮明な画像を撮影したいという場合は、今でも一眼レフカメラを持ち歩く方もいるかもしれません。
そしてここ最近、新たな撮影機材として、「360°カメラ」というものが市場に出始めました。これは空間のあらゆる角度を撮影できるカメラであり、まるでプラネタリウムの中にでもいるかのような静止画・動画を手軽に撮影することが可能です。
市場に出回っている360°カメラとしては、「RICHO THETA」が有名です。
出展:RICHO THETA(RICHO THETA サイト)
超広角の魚眼レンズが2個ついており、それぞれが空方向あるいは地面方向どちらかの半球空間を撮影でき、合わせると360°空間の撮影が可能になります。
(余談ですが、ガンダムというアニメに出てくるロボットには、全天周囲モニターと言って、ロボットの周囲360°に渡る視野情報をプラネタリウムのように操縦者に表示する技術が搭載されています。このアニメは35年も前に放映されており、革新的なアイデアだったと記憶しています。今まさに実現できている事を考えると感慨深いものがあります)
360°カメラで撮影した静止画や動画は、専用アプリ(VRビューワー)を通すことによって、好きな方向の表示が確認できます。他にも、YouTubeへの投稿も可能なようです(※Adobe Premiere 2019以降で動画を出力する必要あり)。
YouTube(180° 動画または 360° 動画のアップロード)
また、市販のVRヘッドセットで再生することもできるので、プラネタリウムのような、より臨場感ある映像を楽しみたい場合はVRヘッドセットを使ってみるとよいでしょう。
引き続き、VRについて調べていきたいと思います。
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