伊豆で初日の出と海を満喫する(後編)
目次
朝だけど、温泉に行く
初日の出を見たら、すごく寒いので身体を温めたくなってきました。というわけで、やって来たのは「伊東日帰り温泉 朝日の湯」。国道沿いの道の駅にもなっているところです。
なんと、元旦でも朝5時から開いているとのこと。7時に向かったらすでに大混雑で、朝食も満席でした。車で初日の出を見に来られる方も、多いのかもしれません。
まあ急ぐ旅でもないので、温泉浸かる前に休憩室でゆっくりしようと…思ったら、休憩室の景色がすごい!!
絶景ですね!この下の階が浴場になっているので、この景色が浴場からでも楽しめます。温泉浸かりながら、初日の出を見るのも悪くないかもしれません。(東京からだと電車の始発では間に合わないので、ここで初日の出を見るなら車か前泊ですかね)
今日は朝3時から電車に乗っていたこともあり、ここで一眠りしてから、温泉を楽しむことにしました。
伊豆のグルメを堪能する
温泉で身体を温めたら、もう昼です。せっかくなので、伊豆の名物料理を堪能しましょう。少々お高いですが、やはり金目鯛がおすすめ。東京ではなかなか味わえない、甘く煮つけた金目鯛が、伊豆ならではの料理です。ところで、未だにどうやったらこの味付けを再現できるか分かりません…
伊豆急行線に乗って、ステンドグラス美術館へ
伊東で舌鼓を打ったところで、次は目で楽しみましょう。まずは、伊豆急行線で、川奈に向かいます。伊豆急行線は、普通列車が時折リゾート列車で運転されるので、当たったらラッキー。最前部は迫力満点です。
川奈駅から歩いて20分ほど、「伊豆高原ステンドグラス美術館」があります。ヨーロッパ風の建物で、海のすぐそばにあるので、すごいおしゃれスポットです。結婚式場としても、よく活用されてるとのこと。
ここでは、19世紀から現在にかけてのステンドグラス作品を展示していて、さらにパイプオルガンや、オルゴールで耳で楽しむこともできます。海外から取り寄せた、職人が細かく装飾を施したステンドグラスは、太陽光で美しく輝きます。
また、この美術館にはレストランやカフェも併設されていて、絶景の海を見ながら食を楽しむことができます。レストランには、外テーブルもあります。
今度来る時は誰かと…できれば暖かい季節に、車かタクシーで来たら良いかもしれませんね。
海が透き通る川奈港へ
お次は、美術館から港の方に歩きます。川奈港は、かつてイルカ漁をしていた場所というのもあって、海がとても綺麗です。ところで、伊豆半島でもみかんの栽培が盛んで、ところどころでたくさんの実がなっている木を見かけたのですが、なんと海にも流れて来ていました。塩水に浸かったみかん、一体どんな味がするんでしょう…
海辺には、猫もいました。かわいい。
列車で夕暮れ時を楽しむ
だんだんと寒くなって来たので、そろそろ家に戻ります。川奈駅に戻ると、またリゾート列車に乗ることができました。今日はラッキー続きですね。終点の熱海まで、東伊豆の夕焼けの景色を楽しみます。
いよいよ、日が沈んできました。東海道線に乗り継いで、海の車窓を眺めながら、小田原まで戻ります。
最後は、ロマンスカーで東京へ
小田原からは、小田急ロマンスカーに乗ります。あまり知られていないかもしれませんが、小田急ロマンスカーは新宿だけではなく、地下鉄千代田線を介して、大手町や北千住まで直通する列車があります。大手町なら、東京駅まで目と鼻の先。というわけで、帰りはロマンスカーを利用します。
小田原駅で、帰りの列車で食べる駅弁「鯛めし」を買って来ました。ご飯の上にすりつぶした鯛をまぶしているので、一見するとほとんど具材がないように見えて写真で表現しキレないですが、本当に美味しかったです。小田原を寄る際は、ぜひ食べてみてください。
最後に:伊豆の魅力はまだまだある!
実は、伊豆の南端、下田市に半年くらい住んでたことがあります。伊東は今まで素通りしかしませんでしたが、下田より行きやすく、存分に楽しむことができました。他にも、グルメはアジの干物、観光は山、海、温泉を初め、数えきれないくらい素敵な場所がたくさんあります。
東京から伊東までは、特急「踊り子」なら1時間半。日帰りでも、ワーケーションでも、伊豆半島で満喫してみてはいかがでしょうか。
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