未来を創る、テックコミュニティー

VRで残す・伝える、被爆体験コンテンツ体験会

高橋智博
2020/09/18
VR被爆体験のコンテンツ体験会(VRゴーグル Oculus Quest)

みなさんこんちには!
シンラボ広報担当の高橋です。

最近はVRのゲームが色々出始めているようですが、あまりゲームをやらない私は、VRゴーグルでのゲーム経験がまだ無い。
そんなVR初心者の視点で今回はお送りしていきます。

被爆証言をVRで残して、後世に残していくプロジェクトがシンラボ内で体験会を実施していたので、
シンラボ広報担当と個人的な興味で参加してきました。

今回のVRコンテンツはUnityで開発していて、今回初めてのVRコンテンツで、独学で勉強しながら作っているそうです。
3次元で動くゲームでよく使われているそうで、画像のVRゴーグルには「Oculus Quest」を使っていました。
※VRゴーグルは入念にアルコール消毒していただき、使わせて頂きました。

「近い将来に到来する、被爆者なき時代での被爆証言の後継」をテーマに
動画、文字、音声で伝えるには、実際に直接被爆者からお話をお聞きするよりも印象が残りにくくなる。

動画よりも印象に残りやすいVRによって被爆証言を提供して、
学生等の体験者に興味・関心を持ってもらうことで、学習の促進に繋げたい、
次世代への継承の必要性を理解する方が誕生してほしい。

そんな思いでプロジェクトを立ち上げ、協力メンバーの支援の元、お一人で作られていました。
キャラが動くぞ、オブジェクトができてる。3Dオブジェクトがあるってすごい!

9/15の体験会では、まだ作り途中のコンテンツとのことでコンテンツの方向性確認や、改善ポイントをディスカッションするのがメインとのことで、伝え方についてあれこれお話しました。
学校の平和学習などで被爆について考える機会は必ずあるので、これから幅広い方に被爆体験を伝わっていくようなコンテンツになって欲しいと思います。

今後も体験会を定期的に開催して、VRコンテンツをより良く直していくそうです。
続報に期待です。

この記事を書いた人
高橋智博
エディター