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自己紹介 柴田 祐希

シンラボ編集部
2020/10/25

初めまして柴田です。

ここではタイトル通り自己紹介として自身の経歴を書きたいと思います。

私は幼少期から算数や理科が好きで、その傾向は高校になっても変わりませんでした。なので、漠然と理系の大学に進学することを考え、下記条件で大学を選びました。

・なんでも良いから理系の大学
・国公立
・自分の成績で入れそう
・自宅から通える(大学進学のタイミングで新築を建てることになり、新築に住んでみたかった)

当時、親から「浪人は1度まで、それ以上は婆ちゃん家の農家を継げ」と言われており、そのプレッシャーもあってか、大学センター試験はボロボロだったものの奇跡的に上記条件の大学に進学できることができました。

大学進学後は特に好きな化学系を専攻し、日々の勉強を楽しくしていました。ただ、ガゾリン代や携帯代などの生活費は実費だったため、週末は焼肉屋でのアルバイトに必死でした。結局、そのアルバイトは6年間続き、最終的に社員に誘われましたが断りました。もちろん、友人とカラオケやボウリング、旅行などを楽しみ、所謂「キャンパスライフ」は満喫したと思います。

大学の研究では物理化学を専攻し、分子の移動に関する研究に取り組んでいました。研究は非常に面白く時間も忘れるほど集中してましたが、同時にストレスも強くこんなにハゲそうと感じた事はありません(実際はハゲてません)。研究に身を捧げていた私ですが、いよいよ就活の時期になりこのまま研究を続けるか悩みました。今の研究は個人的に非常に面白いが、世の中には浸透しておらずニーズがない。だったら世の中に影響のある事をしよう、そう思い就職することにしました。ただ、就活の準備を全くしておらず、内定までに非常に苦労しました。

東京に移り住みいよいよ社会人として働き始めました。就職先はメッキ業を行う中小規模の製造業で、私は現場のおじさん達とともに生産技術として勤務することになりました。大学の研究内容と違う分野の仕事ではあったものの、研究と同様に非常にやりがいのある仕事でした。現場で発生する未知の現象を解明・改善するとともに利益も出すことはワクワクしました。一方で、働いていくうちに他社の事業内容にも興味が湧いてきて、徐々に意識が変化し、6年間働いた企業を去り転職することにしました。

転職先は同じ製造業ですが、企業規模・扱う製品・職種が異なり大丈夫かと友人から心配されましたが、持ち前の楽観的な思考で大丈夫だろうと考えていました。転職後、大きな驚きもなく淡々と仕事をこなす事ができ、数ヶ月後には非常になれた状態にまでなりました。しかし、仕事に熱中することはなくなりました。前職までは研究や仕事に熱中し充実した日々だったのに、今は仕事が楽しい、やりがいがあると思えない。きっと今の仕事は合わないんだな、そう思った私は違う勉強をすることにしました。

ちょうど1年前の2019年10月頃から、機械学習・深層学習の勉強を始めました。AIが流行っていることもありましたが、AIに何ができるのか・どこまで自動化できるのかに興味があり、ゆくゆくは製造業に活かせると考えたのがきっかけです。同時に、もともと物理化学や製造業では数字を扱うことが多かったのでイケるだろうと考えました。

結局、個人で勉強するにはハードルが高いと感じ、今年の1月から短期の機械学習スクールで勉強を始め、先月の9月から実際に機械学習エンジニアとして働いています。今の職場では、深層学習などを駆使した画像処理や解析を行なっています。

ここまで自己紹介としてつらつらと経歴を書きましたが、基本的に私は楽観的で興味が他方に広がる傾向にあります。ただし、これといって趣味もなく、仕事=趣味みたいな感じです。なので、今後も新たな興味がわいたら転職しちゃうと思います。今のところ機械学習・深層学習は非常に奥が深く、今の仕事にも非常に興味がある状態なのは幸いです。もともと非ITではありますが、ちゃんと先月からIT系の仕事しています。どうぞよろしくお願いします。

この記事を書いた人
シンラボ編集部
エディター