DXで過疎地の交通を救う!【8時だヨ!ゆるIT講座 】9月開催報告
シンラボでは、2021年6月から月1回、月曜日20時から30分間、夜のおうち時間を活用して今後使えるITをちょこっと学ぶ「8時だヨ!ゆるIT講座」をオンライン開催しています。
第4回となる今回は「DXで過疎地の交通を救う!〜有志がボランティアでシステム開発〜」がテーマ。ITにより社会課題を解決した実例から、
「何をすれば、地域の役に立つの?」
「どうすれば、何を使えば、お金をかけずにシステム開発ができるの?」を解説!
社会課題解決に興味がある方、ITに詳しい方など、様々な方々にご参加いただきました。
講座概要を、以下3パートに分けてご紹介します。
1)このプロジェクトが実現したこと
2)少人数・短期間でシステム開発するための「3つのツール」とは?
3)このプロジェクトに関わるためには
目次
1)このプロジェクトが実現したこと
過疎地交通弱者の大事な足である「予約制乗合タクシー」の、運行管理における紙での手間・費用をDX化し、省力化、費用削減しました!
このプロジェクトマネージャーの、高知工科大学教授 重山陽一郎さんに出演頂きました。利用者さんも交通事業者さんも、スマホやデジタルが苦手なお年寄り。皆さんに使いやすいシステム作りをされたそうです。そして、 過疎地の貴重な人材が、運行管理の事務処理に手間取らず済む様になったのも大事な点だったそうです。「現場のニーズが反映された使いやすいシステム」が、成功の鍵だったのですね!!
2)少人数・短期間でシステム開発するための「3つのツール」とは?
今どきのシステム開発便利ツール3つについて紹介しました。我々シンラボと共同運営しているシンギュラリティ・ソサエティのスーパープログラマー有本勇さんが動画出演。①のFirebaseについて掘り下げて解説して頂きました。Firebaseって、普通のシステム開発時に必要なデータベースサーバを立てる、その他諸々をやる必要がなく、立ち上げに必要な機能がガッツリ用意されているクラウドサービスで、めちゃくちゃ便利なのです。こんな便利なサービスが今どきはあるのですね、ビックリです!!
3)このプロジェクトに関わるためには
この様な社会課題解決につながるプロジェクトに参加してみたい!という方へ、どんな業務があるか、そしてこのプロジェクトならではの魅力を紹介しました。
まずはコーディング。エンジニアさんでもFlutter, React未経験の方は多いと思いますが、みんなで勉強して進め、スキルやノウハウを身に付けていけます。そして、開発したものが実際に世の中で動いている、ことをありありと実感できるのもすごい点です。また、自治体と大学と実績を作れる点も、レアで素晴らしい機会です。
加えて、シンラボの他のプロジェクトも同様ですが、デザイン、ライティング、広報、法務、企画、などなど、文系の方も活躍している業務も色々あります。色々なバックグラウンドの方ウェルカムです。SlackなどのITツールを活用し、非同期コミュニケーションで個々人が都合のよいタイミングで進められる点もやりやすいと思います。
そしてプロジェクトのメンバーになるには、「Meetup」というイベント(オンライン)に参加し、シンラボについてもう少し知ってみて、ジョイン!となります。月2回開催しています。
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講座全編の動画はこちら↓詳細が気になった方はご覧になってみてください。
来月も「ゆるIT講座」開催しますよ。お楽しみに〜!
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