【最新技術紹介】MITレビューの記事「脳への理解なくして 真の人工「知能」は作れない」
こんにちは。草場です。
エクスポネンシャルテクノロジーのトレンドを追うにあたり、MITテクノロジーレビューはとても良い媒体です。最近もとても面白い記事が挙がっています。
「脳への理解なくして真の人工「知能」は作れない Byジェフ・ホーキンス」
ジェフ・ホーキンスさんは、AI分野と脳科学分野を行き来している面白い方です。Wikipediaによると、
パーム (Palm) とハンドスプリング (Handspring) の創始者である。
パームではPalmを、ハンドスプリングではTreoをそれぞれ考案した。
その後は神経科学について従事するようになり、レッドウッド神経科学研究所を設立。脳について独自の自己連想記憶理論を唱え、『考える脳 考えるコンピューター』を著した。
電気工学の学士号をコーネル大学より取得。2003年には「ハンドヘルドコンピューティングという概念を打ち立て、初めて商業的に成功したその装置を作りあげた」ことにより、米国工学アカデミー会員に選ばれた。
記事によると、
ホーキンスのアイデアは、アンドリュー・エンらAI分野の著名人に影響を与え、各方面から称賛を集めている。
3月2日に出版されたホーキンスの新しい著作『A Thousand Brains: A New Theory of Intelligence(千の脳:知能の新原理)』(未邦訳)に、熱のこもった序文を寄せている英国の進化生物・動物行動学者、リチャード・ドーキンス博士もその1人だ。
ホーキンスへのロング・インタビューでは、人間の脳に対する研究成果がマシン・インテリジェンスに何をもたらすかについて話してもらった。
すべての答えを持っていると主張するシリコンバレーの起業家はホーキンスだけではないし、彼が導き出した結論に誰もが同意することもないだろう。しかし、ホーキンスのアイデアは、AIを大きく変える可能性を秘めている。
面白いインタビューです、ぜひ。
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