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【注目AIスタートアップ100社】 AiFiの紹介

草場代表
2021/05/18

こんにちは。草場です。

エクスポネンシャルテクノロジーの一つ、AIに関して、CBインサイツでリストアップされている注目スタートアップ100社、1社ずつ見ていきます。

AI 100: The Artificial Intelligence Startups Redefining Industries

AI、機械学習について見直したい方は、シンラボの人気記事「OpenCVによるAIの実装方法」をご参考ください。

本日取り上げるスタートアップは、不動産・消費財分野のAiFiです。

創業者のSteve GuとYing Zhengは、AiFiを立ち上げたとき、すでにAIがいかに世界を変えるかを知っていました。コンピュータサイエンスの博士号を持ち、アップルやグーグルの有名なテクノロジーに貢献してきた彼らは、AIを人々の生活に日々影響を与える業界に導入することで、WiFiのように身近なものにするという新たなミッションに着手しました。

小売りの自動化を進めているスタートアップですが、小売りの自動化は何を意味するのでしょう?

リテールの自律化とは何を意味するのか。お客様にとって、それはすべてを意味します。食料品店への迅速で安全な非接触型の買い物。新鮮で健康的な食品を、それを最も必要としている地域で提供する。職場、駅、空港、家のすぐ近くなど、お客様がよく行く場所で、より便利な選択肢が増える。

OASISというプラットフォームを提供。顧客目線でストレス使えるように設計されています。バックエンドでは、以下が機能しています。

1.信頼性の高いコンピュータビジョン
最新のコンピュータビジョンにより、他のソリューションと比較して最小限のカメラ台数で、お客様が手に取り、戻し、保管する商品を識別します。

2.プライベートデザイン
AiFiは、顔認識を使用せず、バイオメトリックデータも保存しません。GDPRとCCPAに準拠し、すべてのデータを店舗内で安全に処理しながら、顧客の行動や買い物のパターンについて詳しく知ることができます。

3.在庫管理マネジメントの最適化
お客様が商品を購入したり、商品を移動したりすると、AiFiは購入パターンに関する新しいデータを収集し、在庫レベルを監視することで、在庫切れを未然に防ぎ、各店舗のSKUの最適な組み合わせを明らかにします。

4.インテリジェントな店舗分析
AiFiは、顧客の行動に関する実用的なデータ、トラフィックのヒートマップ、地域全体の店舗パフォーマンスを向上させるインサイトを提供することで、オペレーション上のKPIを向上させます。

Solutionの部分が具体的で面白いです。知り合いのお店に勧めています。

 

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草場代表
エディター