【注目AIスタートアップ100社】 Syteの紹介
こんにちは。草場です。
エクスポネンシャルテクノロジーの一つ、AIに関して、CBインサイツでリストアップされている注目スタートアップ100社、1社ずつ見ていきます。
「AI 100: The Artificial Intelligence Startups Redefining Industries」
AI、機械学習について見直したい方は、シンラボの人気記事「OpenCVによるAIの実装方法」をご参考ください。
本日取り上げるスタートアップは、不動産・消費財分野のSyteです。
世界最高のものを作る画像認識技術
Syteの創業者たちは、CERNの素粒子物理学者であり、後にCTOとなるヘルゲ・ヴォス博士とチームを組んだ。Voss氏の機械学習と深層ニューラルネットワークに関する専門知識により、設立間もない創業チームは、数分の一秒で前例のない精度で類似アイテムを認識して推奨する、視覚的なAIを搭載したプラットフォームを構築し、Syteが誕生した。
CERNの素粒子物理学者。元物理学徒としては胸熱です。Product Discovery Platformというものがあります。パーソナライズされた直感的な顧客体験を通じて収益を上げる統合プラットフォームだそうです。
AIが生成したメタタグデータを収集、分析、活用することで、チャネルを超えた一貫性のある商品発見体験を実現します。ジャーニーのテスト、最適化、カスタマイズを一箇所で行うことができます。
うーむ、ファッション弱すぎて頭に入ってこない。。。SyteのビジュアルAIを使うと以下のメリットがあるみたいです。
・AIによるカテゴリー、ブランド、性別、年齢の検出
ビジュアルAIエンジンが商品のカテゴリー、年齢、性別を自動的に認識し、買い物客が本当に求めているものをカメラの検索結果に正確かつシームレスに反映させます。マルチオブジェクト検出1枚の画像の中から複数の対象物を簡単に検索できるため、ダイナミックなディスカバリージャーニーを実現し、AOVを高めることができます。・独自のファッション、ホームデコレーション、ジュエリー用語集
Syteは、15,000以上のファッション、ホームデコレーション、ジュエリーの属性(色、質感、形、スタイル、素材、機会など)とその同義語を含む、最も豊富な辞書を構築しています。・画像内でのダイナミックな発見を可能にする、シンプルで応答性の高いユーザーフレンドリーなクロッピング機能
スマートオブジェクトクロッピングにより、買い物客は画像内のどの商品を探しているのかを簡単に示すことができ、追加の商品をシームレスに検索することができます。
個人的に気になるのは、Hyper-Personalization Suiteです。
リアルタイムの行動データと視覚的なAIを組み合わせて、各ショッパーにとって最もコンバージョンの可能性が高い商品を予測する、革新的なパーソナライゼーション・ソリューション群です。
ファッション苦手な自分にもメリットが。他の会社との技術力の差が気になるので引き続き調査。
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