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【注目AIスタートアップ100社】 Greyparrotの紹介

草場代表
2021/05/23

こんにちは。草場です。

エクスポネンシャルテクノロジーの一つ、AIに関して、CBインサイツでリストアップされている注目スタートアップ100社、1社ずつ見ていきます。

AI 100: The Artificial Intelligence Startups Redefining Industries

AI、機械学習について見直したい方は、シンラボの人気記事「OpenCVによるAIの実装方法」をご参考ください。

本日取り上げるスタートアップは、リサイクル分野のGreyparrotです。ここもめちゃ面白いです。

現在、廃棄物の流れの中で組成分析のためにサンプリングされている材料は1%未満です。これは、手作業によるスポットサンプリングのため、刻々と変化する廃棄物の流れを正確に表現できないためです。その結果、仕様が満たされず、契約がなくなったり、紛争になったりしています。
主観的な情報に基づいてリソースを最適化することはできず、実際のデータに基づいて意思決定を行う必要があります。
Greyparrotは、AIインテリジェンスを使用して、廃棄物の流れの構成を、投入物から最終製品まで理解し、これまで手つかずだったデータへのアクセスを提供し、問題が発生する前に予防し、より良いビジネス上の意思決定を行うための確かな証拠を使用します。

ソリューションは以下です。

Greyparrotは、インテリジェントなモニタリングと分析を通じて、材料のサンプリングと監査の手動プロセスを自動化する完全な廃棄物組成分析ソリューションを提供しています。AIを搭載したコンピュータ・ビジョン・ソフトウェアを通じて、資源・廃棄物分野のステークホルダーに詳細なデータインサイトを提供し、これまでアクセスできなかった重要な情報を提供しています。

ディープラーニングフル活用です。やはり安定の画像。

目に見える画像データとAIの深層学習技術を用いたライブ画像処理・分析を組み合わせ、廃棄物の種類を認識・区別します。Greyparrotは、モニタリングユニット、AIモデル、カスタマイズ可能なライブダッシュボードで構成されており、テクノロジーの経験を問わず、施設内でより良いデータ駆動型の意思決定を行うための完全なソリューションです。

Monitoring unit, AI vision, Analytics dashboard, On-going supportからなります。AI visionに関しては以下。

Greyparrotの核となるのは、自己学習型のAI技術で、施設内の物質構成を徹底的に分析することができます。
画像解析により40以上の廃棄物カテゴリーを認識
混合廃棄物の流れを分析することが可能
プラスチック、繊維、合金、有害物質を正確に検出
サンプリングの自動化や機械・ロボットの制御に利用可能

詳しく調べます。

この記事を書いた人
草場代表
エディター