【注目AIスタートアップ１００社】 KoBold Medalsの紹介

こんにちは。草場です。

エクスポネンシャルテクノロジーの一つ、AIに関して、CBインサイツでリストアップされている注目スタートアップ１００社、１社ずつ見ていきます。

「AI 100: The Artificial Intelligence Startups Redefining Industries」

AI、機械学習について見直したい方は、シンラボの人気記事「OpenCVによるAIの実装方法」をご参考ください。

本日取り上げるスタートアップは、マイニング分野のKoBold Medalsです。

KoBold Metalsは、機械学習などの科学的な計算技術を用いて、電気自動車やパーソナルエレクトロニクスの製造に必要な重要な材料（Ni、Co、Cu、Li、Pt、Pd）の倫理的な供給を増やすための鉱物探査を行う会社です。電気自動車が普及するためには、多くの新しい鉱山が必要になりますが、新しい鉱床を採掘する前に、鉱床を見つけなければなりません。
KoBold社は、世界初のフルスタックの探査会社です。世界トップレベルの鉱物探索者と、データサイエンティストやソフトウェアエンジニアの優秀なチームを組み合わせ、総合的なスキルセットを持って探索に臨みます。

ビジネスモデルは以下。

私たちは探査ビジネスを行っており、発見と既存資源の拡大によって価値を創造しています。当社のビジネスモデルは、当社の技術と自己資本を投入して発見し、既存の資源を拡大・発展させることです。

テクノロジー面は以下。

当社のデータプラットフォームTerraShedSMは、膨大な科学データのコレクションを集約し、構造化します。そして、当社の一連のアルゴリズムであるMachine Prospector®は、コンピュータビジョン、フルフィジックスジョイントインバージョン、アンサンブル機械学習などの様々な技術を用いてデータを照会し、統計的に有効な方法で地下の組成を予測します。 データには固有の不確実性があるため、探査や鉱山開発には統計を慎重に利用することが不可欠であり、Machine Prospector®は新しいデータが予測の不確実性をどのように減少させるかを厳密に定量化します。
これらの予測モデルは、どこで土地を取得するか、どのようなフィールドデータを収集するか、そして新しい鉱床を発見するためにどこで掘削するか、といった判断の指針となります。

技術の詳細についてはページにのってなさそうだったので、また探します。面白い会社。