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【最新技術調査】群制御・群知能①

草場代表
2021/01/22

こんばんは。代表の草場です。

今回紹介するエクスポネンシャルテクノロジーは、群制御・群知能です。

群制御に関しては、「物流業界を救う自律搬送ロボットと群制御、パナソニックの現場改革への取り組み」に詳しいです。

群制御システム(DOS)については、複数台のロボットの効率的な制御と周辺設備との連携を行うものだ。

ロボットの連携の制御と思っておけばよいでしょう。

群知能(SIと呼ばれる)は、Wikipediaによると、

分権化し自己組織化されたシステムの集合的ふるまいの研究に基づいた人工知能技術である。「群知能」という用語は、1989年 Beni および Wang が提唱したもので、セルラーロボットシステムに関して使ったのが最初である。
SIシステムは一般に単純なエージェントやボイドの個体群から構成され、各個体はローカルに互いと、そして彼らの環境と対話する。個々のエージェントがどう行動すべきかを命じている集中的な制御構造は通常存在しないが、そのようなエージェント間の局所相互作用はしばしば全体の行動の創発(emergence)をもたらす。このようなシステムの自然界の例として、アリの巣、鳥の群れ、動物の群れ、細菌のコロニー、魚の群れなどがある。

セルオートマトン的な?でしょうか?

この分野は非常に面白いです。群制御に関しては、昨日出たニュースがあります。
Rapyuta/物流ロボットの群制御プラットフォームを汎用化

プロジェクトを通じて、ロボティクスプラットフォーム「rapyuta.io」で実行されるロボットの群制御(複数台・複数種類のロボットの協調制御)やシミュレーターを改良、汎用化しチューニングしやすい形として提供する。これにより、ロボティクスに精通していないSIer(ソリューションを構築しエンドユーザーに提供する人材)でもロボットソリューションの構築と導入が可能となるツールを開発し、ロボットソリューション活用推進のネックになっているSIer不足問題の解消を図ることで、物流現場でのロボット導入を促進し労働生産性の向上を目指す。

rapyuta.io、楽しそうですね。

また明日。

 

 

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草場代表
エディター