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Firebaseハッカソンで飲食店を救いたいという想いを持った仲間が集まりました

みなさん、こんにちは
シンラボ広報チームの福田です。

9/21-22で「おもちかえり .com」の更なる発展形でIT技術で飲食店をサポートするアイデアを形にするFirebaseハッカソンを開催しました。

イベントページ:https://firebase-community.connpass.com/event/166176/

今回はハッカソン参加8チームと聴講のみ47名という多くの参加者がありました。興味を持っていただき、ありがとうございました。

初日の午前中はシンラボ共同代表の中島さんとFJUG(Firebase Japan User Group:https://firebase.asia/)の村本さんからの基調講演などがありました。

FJUGは、日本語圏のFirebaseコミュニティで2017年に活動開始しています。Firebaseが世の中に広く広まるように、オンライン/オフラインのMeetupやハンズオンなどのイベント、Slackでのコミュニケーションを精力的に行っています。

基調講演&LT

シンラボ共同代表の中島さんからは、アメリカにおける飲食店の現状が紹介されました。

アメリカの飲食店では、政府の支援による家賃免除や補助金で何とか凌いでいるが、実質倒産しているようなところが多いです。また、中小の飲食店だと4割位がつぶれていくと言われています。既に10万軒(6軒に1軒)がつぶれていて、年末に向けてさらに10万軒が倒産予定とも言われています。

じゃあ、テイクアウトすれば良いという話もありますが、既存のサービスだと手数料が高いので、薄利多売の飲食店業界にはつらい部分もあります。

特に小さい飲食店がなくなっていくと、職の多様性が失われてしまうという問題もあります。

FJUG村本さんからはFirestoreの使い方を分かりやすく解説して頂きました。また、シンラボの高橋さんからは「Firebase×Reactで健康情報共有サービスを作るまで」という内容で現在進めている「ふぁみかるくん」プロジェクトでのFirebase活用事例が紹介されました。

プレゼン&デモ

初日の午後は各チームに分かれて、飲食店を救えるというコンセプトのITサービスを考えて、デモを作っていきました。当然のことながら、深夜まで熱い議論が繰り広げられました。

二日目の午前中は最後のプレゼンとデモです。チームごとの内容は下記の通りですが、皆さん限られた時間の中ですごくクオリティの高い内容でした。

#01飲食店の体力の可視化

チーム名:コロナ禍飲食店ハザードマップ

外食産業では飲食店の体力が失っていると言われていますが、定量的な評価ができていないのが現状です。実際に飲食店の経営の体力を可視化して、弱っているところを重点的に助けてあげる仕組みにつなげていくという内容です。

Firebase上で集客をリアルタイムで見えるようにしたり、行ったお店でスタンプを貯められるようにするというアイデアを検討しています。また、お店が繁盛していると表示されるアイコンも変わって一目で分かるようになります。

#02おもちかえり.comで飲食店オーナーもデータ活用しよう

チーム名:レッドインパルス(https://twitter.com/redimpulz

飲食店のデータ活用がメインで、購買情報、顧客の属性情報、レビューなどを活用して新メニューの開発や仕入れや仕込み量の調整やメニューの価格適正化につなげていけます。

実際にはおもちかえり.comのページに分析画面を追加しています。また、可視化できるようにきれいなグラフも使えるようになっているという素晴らしいクオリティです。

#03 おもちかえりログ(仮)

ワダタカヒコさん

ユーザーが飲食店を登録するというアイデアで探す側が利便性up、店舗への来客upが期待できます。

一つの課題はユーザーがお店を登録するモチベーションとして、グルメ記録としてレビュー登録型の内容です。そうすることで、多くのお客さんがたくさんメニュー登録できるようになり、地図上にお持ち帰りができる店舗が表示されるようになります。

#04 Jucy

チーム名:ファーストロジック

同じ会社の入社2年目までのメンバーで参加してくれました。

今回のサービスは「かんたん、便利に食レポ依頼」です。

大食い、食べ歩き、女性などのターゲットに強いインフルエンサーに影響力のある食レポを依頼できます。例えばキーワードで「大食い」という検索をすると、特定のインフルエンサーの大食い動画の投稿数や閲覧数などのデータを確認できます。また、そこから簡単にyoutuberに依頼することができます。

一方、youtuberからもサービスにログインして、自分で飲食店を探して売り込むことができる双方向のサービスです。

#05 おもちかえり.comブログ機能

チーム名:startupandmeetup_202009_04

飲食店にとってファンを増やすことが大事で、リピーターがいないと売り上げが安定しないです。残念ながらコロナ禍の影響で飲食店とユーザーの関係が希薄になっています。

そのため、飲食店のセルフブランディングを助けるために、ブログサービスを提案しています。

#06 QRコードを活用した実店舗での安心・安全な注文サービス

チーム名:MyQR

私はここに参加させてもらいました。

実店舗でのお客さんがQRコードを使って料理を注文できるというサービスです。店舗側で簡単にQRコードが作れるようにしてあります。また、お客さんは机でQRコードを読み込んで自分で注文できるという仕組みです。

おもちかえり.comではテイクアウトサービスですが、メニューは統一データベースが使えます。この仕組みを組み合わせてテイクアウトと店内飲食の両方をサポートできます。

#07 おもちかえり.comのサポーター制度導入

チーム名:startupandmeetup_202009_02

サポーター制度を導入することで、「飲食店登録時のサポート」や「運用時の問題点や不明点へのアドバイス」が可能になると期待できます。

具体的にはおもちかえり.comの画面の脇にチャットで相談できるような機能を付与しています。実際のメニュー登録画面などで分からないところをチャットで聞きながら作業できるというメリットがあります。

#08 おもちかえり.comをもっと見やすく、使いやすく!~ジャンル別検索・メニュー搭載~

チーム名:FirebaeHackathon202009_01

シンラボの若きホープ、高橋(智)さんのプレゼンでした。

エリアとジャンル別に検索できるようにすることで、ユーザーの利便性向上に取り組んでいます。今までは飲食店エリア別にしか検索できていないですが、カレーや中華料理といったジャンルごとに検索ができるようになっています。

受賞者発表

今回は特別に伊藤忠商事株式会社様にスポンサーになっていただきました。また、厳正なる審査の結果、下記のチームに受賞が決まりました。おめでとうございます。

最優秀賞:#03 おもちかえりログ(ワダタカヒコさん)
審査員特別賞:#02 おもちかえり.comで飲食店オーナーもデータ活用しよう(レッドインパルス)
伊藤忠商事特別賞:#04 Jucy(ファーストロジック)
オーディエンス賞:#04 Jucy(ファーストロジック)

受賞者インタビュー

最後に受賞者と一問一答形式でインタビューを行いました。また、受賞者の皆さんには写真掲載に快諾いただきましてありがとうございました。

最優秀賞:ワダタカヒコさん:

Q. 本業ではFirebaseを使っていますか?
A. スポーツの実況中継をスマホでやるのをFirebaseを使っています。

Q.本業でFirebaseを使っている背景は?
A. スポーツの実況中継なので、誰がシュート打ったとか、ゴールが入ったとかがリアルタイムで入ってくるんです。その辺でFirebaseのリアルタイムの双方向通信が便利に使えています。

Q. 今回作ったアプリでお店の登録とか自動でピンをやっていやっていましたが、外部のサービスともっと連携してやる考えはありますか?
A. お店の位置情報のAPIとかがあれば、そういったことができるかもしれない。その辺を使って入力が楽になるとうれしいです。

Q. アプリをリリースしたいとおっしゃっていたので、そういった面でおもちかえり.comをサポートいただけると助かります。
A. 是非

Q. エンジニア目線と一般ユーザーの情報格差はもう少し近づけないでしょうか?
A. UGC系のサービスは投稿者側の熱をどれだけ集めるかが重要で、投稿しやすさなどがまだ工夫の余地があります。

Q. いたずら投稿などの対策はどのように考えていますか?
A. 何個か投稿しないと表に出てこないようにするなどのシステムの工夫である程度は対処できると思います。また、人力のパトロールはユーザー投稿型ではどうしても必要になってくるとは考えています。

  1. チーム名:ファーストロジック

Q. 会社ではFirebaeは使っているのでしょうか?
A. 弊社のスマホアプリはReact Nativeを使っており、バックエンドでFirebaseを使っています。

Q. 以前Gooogleと話をしたときにFirebaseの活用事例がないので、そういったケースがあれば集めたいという話をしていました。大企業が使っているのを聞いてびっくりしました。
A. ありがとうございます。

Q. インフルエンサーを使ってマーケティングをするという話は初めて聞いたので新鮮でした。普段からそういったサービスを作っているのでしょうか?
A. メンバーの一人が以前から興味を持って調べていたので、今回はそれを使ってみようということで検討しました。

Q.Firebaseを使ってみて良い点と悪い点は?
A.チャット機能の開発でFirestoreを良く触っていますが、レスポンスがすごく速いのすごく良いです。今回Jucyを作ったときのFirebase authenticationを初めて使いましたが、googleの認証とかが簡単に出来るのが気に入っている点です。RDBのデータベース機能があると嬉しいです。

Q. 社内の有志で集まって社外の企画をしているのは素晴らしい取り組みだが社内の雰囲気はどんな感じでしょうか?
A. たまたま今回のメンバーが声をかけたら、仲間が集まったので参加しました。また、社内ではこういったイベントがあったら積極的に出る姿勢は強い。プライベートな時間でどんどんこういった取り組みにも参加するように促すカルチャーになっています。

  1. チーム名:レッドインパルス

Q. Firebaseを使った開発はやっているでしょうか?
A. 要件によってはFirebaseを使うと良い場合は選択肢として入れるようにしてます。AWSを使うケースが多いですが、開発の規模もそれほど大きくないので、Firebaseの方がやりやすいことが多いです。

Q. お客さん側にFirebaseを提案したら何それとは言われないのでしょうか?
A. お客さんはAWSだけを知っているようなケースもありますが、Firebaseは実績や事例も多いですし、用件でおすすめしているのでFirebaseの利点を伝えれば理解してもらえます。

Q. 今回のOwnplateのソースを使っていた時に気が付いた点はありますか?
A. Vueで作ってあり、その辺はフレイムワークに沿っていて理解しやすかったです。インフラ構築でちょっと躓きましたが、今後は開発環境を詳しくドキュメントに追加してもらうと新しい人が入りやすいのではないかと感じました。

Q. レッドインパルスさんで毎週動画をアップしていますが、リアクションはどの程度ありますか?
A. 現状は登録者数も少ないし、コメントはあまりないです。youtubeはこれからで積み重ねが大事で、これからデータベース化して興味を持ってくれるファンを増やしていきたいと考えています。

最後に、今回のイベントの参加者、運営スタッフの皆さん長い間お疲れ様でした。

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