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AI人材が育つ環境を ー ラボメンインタビュー企画・第三弾!(古川さん、今村さん、大澤さん)

睦月
2020/03/24

Kaggle部からAI人材が生まれる

ー Kaggle部として活動して良かったこと、期待すること。これからやりたいことを教えてください。

 古川

先ほどもちょっと話したんですけど、定期的にやるというのが良かったです。たぶん放っておいたらめんどくさくなってやらなくなるのが落ちだったなというのが正直なところです。それを定期的に開催することによって、それまでにはちょっとは進めようかなと思えたことで続けてこれたし、最初に比べたらだいぶ成長したと思います。

あと、教えてもらえる人がいたのがとても良かったですね。自分で作るんですけど、作るときにエラーが出るとか、うまくいかなかったことがほんとに多々あります。そういう時にすぐにこうなっちゃったんですけど、どうしたらいいですか?というのを聴ける人がいたのが良かったです。

Kaggleに関しては、今村さんに聞くとすぐ回答返ってきますし、Kaggle部はKaggleに限らず機械学習全般についてやってます。一時期GANをやってた時があったんですけど、その時は大澤さんに質問して答えを得ることが出来たので、やっていく中で聞きたいことをすぐに聞ける環境があったのが自分にとって良かったことです。

これから期待することやりたいことなんですけど、Kaggle部にもっといろいろな人に入ってもらいたいです。初心者が入って機械学習とかAIを出来るようにするというのが、Kaggle部としてのビジョンといいますか、そういうものにしていきたいというのが頭の片隅にあります。自分も初心者で入って勉強しているところなんですけれども、他の人にも伝搬できるものを作っていければなと思ってます。なので、学習ツールでは無いですが、学習のスキームと言いますか、そういうものができていけばいいかなと思います。

自分のやりたいこととしては、いわゆるAIというキラキラワードに惹かれてきたわけなんですけど、そういったところを突き詰めていきたいです。Kaggleはもちろんですけれども、GANだったり動画だったり画像だったり、自然言語処理もAIの分野であると思うので、そういうところも幅広くやっていけたらと思います。

 

 今村

今まで一人でやってたところをKaggle部に入って仲間ができたのはやっぱりでかいなと思います。このスコアが全然上がらなくてさー、というのを自分の中でやってたんですけど、それを共通で話せるというのは自分の中でもモチベーション高く続けられる要因かなと思います。あとは、自分が今までやってきた経験を活かして、こうだよ、ああだよとレクチャー出来るのは、上からという立場でなくて、嬉しいです。

みんな興味持ってくれてて、Kaggleに対して取り組めるようになれば、まして僕がきっかけになってくれることがあればうれしいし、これを機にKaggleとか、データサイエンス自体に興味を持ってAI人材としていろいろな人がデータを触れるようになると、僕としてもKaggleやって良かったなと思うし、Kaggle部に入って良かったなと思います。

今後期待することについて言うと、チームマージとか、Kaggle部として実績を出していきたいなと思ってます。当然メンバーのレベル感が違う中で、どういう風にチームでコンペに取り組んでいけばいいかというのは、一人でやってるときとは全然別問題で。そういった意味でも色々と自分から発信できることはしていきたいし、周りのみんなについてはサポートというか、そういったところは今後引き続きやっていきたいです。

そのためにはやっぱり自分の力もどんどんつけていかなくてはいけないし、そのへんは期待しつつ自分でもちゃんとやらなくちゃなと思います。

最後、今後の展望としてやっていきたいこととしては、もっとメダルを取りたい。まだ2個しかないので、しかもブロンズなので、ゴールドシルバーあたりもきちんと取っていけるくらい、力もつけられたらなと思います。

自分のTwitterでもKaggleやってる人をフォローするんですけど、やっぱりみんなすごく強くて、これじゃあ自分もまだまだだなと毎回思い知って、毎回Twitterみると残念な気持ちになります。そういう人に少しでも近づけるようにやっぱり引き続き勉強は続けたいと思うしそのために、日々の勉強とかKaggleにも取り組んで、データサイエンス力みたいなものをどんどんつけていきたい。

一方で巷で言われるように、モデルの実装だけではダメでビジネスセンスを磨かないともいけない、やっぱりKaggleだけの人材ではなく、今後世間的に必要とされてる人材になっていきたいと思ってます。

 

 大澤

僕も仲間がいるのが大きいと思っていて、やはり一人だとそもそもそんなに取り組んでいないだろうなと思います。やっぱり一緒にやることが大きくて、誰かと一緒にやることによって一緒にやること自体がおもしろく、ここに来ようと思ったり、そこが大きいかなと。

Kaggle部の今後について、個人的にはやはり色々な人が入ってきて、AIを知ったり。データサイエンスを知ったり、そこでいろいろな人が入ってきた時に成長できるスキームみたいのが今後確立していければなと。画像系だったり動画だったり。

後は、いろんなタイプのデータサイエンティストとかAIやってるスペシャリストが入ってくると色々なことが聞けて良いなと思います。

ー インタビューは以上となります。ありがとうございました!

この記事を書いた人
睦月
エディター