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無限列車

無限列車が出発する駅を、ガチで特定してみたー鬼滅の刃

日本の映画興行収益を大幅に塗り替え、最近ではアニメ版がテレビや動画配信サイトでも公開されている、鬼滅の刃「無限列車編」。

登場する煉獄杏寿郎という人物が魅力的で、ファンが後を絶ちません。ファンになって、聖地巡礼したいという人も多いのではないでしょうか。

個人的には、この無限列車がどこから発車したのか。
主人公や煉獄さんが乗り込んだ駅を、ぜひ、知りたい!
と思って、いろいろな知識をフル動員して特定してみました。

時代設定

こちらのガチ勢が分析した内容によると、
https://ciatr.jp/topics/316867
1916年(大正5年)ということらしいので、こちらの仮説が正しいと仮定して考えてみました。

1914年に東京駅が開業し、ここから数年間の鉄道路線は次の通りになっています。山手線は未だ全通せず、秋葉原ー東京駅間は工事中の段階ですね。
路線図

次に、駅舎の形状、駅構造、架線、車庫との位置関係。
この3つが手がかりから、無限列車の出発駅を特定していきます。

駅舎の形状

入り口にアーチ状の作りが見え、西洋建築を取り入れながらも、ルネサンス様式の煉瓦造りの建物ではありません。駅舎の中心部のみ2階建て、他は平屋。あとは、高架駅ではないことからも絞り込みができます。この時点で、東京駅、新橋駅、万世橋駅、上野駅あたりは外れます。

東京駅
ルネサンス様式の東京駅(1914年〜)

駅構造

駅構造からは、相対式、映像には2つの線路と2つのホームが映し出されていますが、画面の範囲外に線路とホームがある可能性は否めず、判断が難しい状態です。ただ、汽車が折り返しをしているように見えないので、必ずしもターミナル駅ではないようですね。

架線

甲武鉄道(現在の中央線)は、明治期より電化が始まっています。また、1909年(明治42年)に山手線が電化され、1914年(大正3年)には、京浜線(現在の京浜東北線)が電車として開業しています。これより、池袋、新宿、渋谷なども外れ、路線も常磐線、東北本線、東海道本線あたりが考えられます。
総武本線は、この時期に電化されていたかどうかは資料が見当たりませんが、両国橋(現在の両国駅)ー佐倉駅と非常に短距離で、他路線と直通がなかったので、無限列車を走らせるには相応しくないと考えられます。

車庫

煉獄さんが、連続行方不明に関連するであろう鬼に車庫で遭遇されていますが、この前に汽車から飛び移るシーンがあります。つまり、線路が二手に分岐するなどしていて、両線とも電線が描かれていないので非電化路線です。
すると、東北本線と常磐線が交差する上野が候補として上がりますが、こちらは周辺が発展しているので、車庫周辺の情景が合致しません。

そうすると、車庫はもう少し郊外に行った場所にあり、おそらくは車庫線が設けられている場所なので、路線の分岐からは特定できない可能性もあります。

ということで、結論は常磐線、東北本線、東海道本線の都心から少し離れた駅ということで、無限列車が出発した駅は、北千住、赤羽、川崎あたりといったところでしょうか。

列車運行の設定から、出発駅が明らかに…?

他の考察によれば、カラスによる指令が「西へ迎え」となっていることから、東海道本線である可能性が高いようです。
https://kibidote.jp/mugenikisaki/

東海道本線は、東京を出ると、新橋、品川、川崎、横浜の順番に駅があります。先程の駅舎の形状から、ルネサンス様式の東京、新橋は除外されます。横浜駅は遠すぎる上、川崎駅は、主人公たちは直前まで都心(当時であれば上野〜新橋あたり)にいたのに、わざわざ南下して多摩川を渡って乗り込む理由もわかりません。

したがって、

駅舎の形状、駅構造、架線、運行の設定に比較的合理的に合致する、
品川駅という説が最も有力だと考えます。

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