未来を創る、テックコミュニティー

自己紹介(本多)

シンラボ編集部
2020/11/23

初めまして。
本多と申します。

製造業の社内SEをしています。5年前に製造業のシステム子会社から転職していますが足掛け20年近くシステム開発に携わっています。

学生時代は地方の国立大学で、開発経済学という発展途上国の経済を分析する学問を専攻しておりITエンジニアと全く無縁でした。転機は大学3年生の時、ゼミの担当教官がJICA専門家 経済政策・投資促進アドバイザーに就任しており、活動と研究の一環としてラオスでフィールドワークに同行させてもらったときのことです。

現地でラオス政府の方と話をさせてもらえる機会があり、私の専攻の話をしていたときに何気ない一言ですが「ここでは経済よりも機械のエンジニアなどすぐに役に立つ支援が欲しい」と言われたことです。

この経験を通じもっと課題解決に直接携われるスキルが欲しいという気持ちが芽生え、就活では未経験でも専門職になれないかを模索しました。当時インターネットバブルと、基幹システムのオープン化で猫の手も欲しいというところが多かったIT企業での採用にありつくことができ、エンジニアとしてのキャリアをスタートさせました。

キャリアを始めたものの理論的な素養はなく、ほとんどを実際のプロジェクトならびに自己学習にて学んできました。仕事は当然のことながら品質、納期が求められるわけで、ほぼ素人同然であった私は3~4年くらいなかなか結果がだせませんでした。

また当時はデスマーチと呼ばれる過酷な労働環境のプロジェクトにアサインされることが多く、先輩エンジニアも忙しく、独力でやるしかないという環境の中で何とかスキルを向上させることに必死でした。

文系出身エンジニアの私がやってきた自己啓発は主に3つです。

①とにかく作ってみる
簡単なサンプルコードのある本を購入し、実行環境を作ってプログラミングしてみる。②気づいた内容をEXCELにメモする
②シートごとにテーマを変えて(例:OS、DB、ネットワーク、Python)メモする。この段階では体裁にとらわれず、とにかくメモをする。
③メモを不定期で整理する
②でためたメモを工程軸や、技術軸で整理し、経験した内容をすぐに活用できるようにする。

たとえばDB構築に関する作業はどの工程・タイミングで実施するべきかこれまでの作業を分類し、体系づけました。Qiitaで少し記載していますのでご参考までに。https://qiita.com/hirobas/items/494cd33fe86e684a8dcf

エンジニアのスキルは経験をベースとした整理された情報です。それが私の武器であり、鎧となってなんとかここまでエンジニアとしてやってこれたと思っています。

堅苦しい話を書いてきましたが、最後に最近注目している技術はGoogleのウェブアプリケーション開発プラットフォームFirebaseです。本番環境をどのようにするのかはエンジニアにとって頭を悩ませる問題ですがFirebaseであれば無料のsparkプランでも開発、デプロイ、公開までの一連の流れを体験できるのが魅力です。

以下は練習に作ったカンタンの画面です。妻が任天堂switchどうぶつの森にはまっており、季節や時間で発生条件の変わる、虫や魚のなかで高価なものをソートして表示するというゲームの補助情報を出すWEB画面が簡単に作成&公開できました。

https://training-31503.web.app/

シンラボでもこれらの経験を活用していきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

この記事を書いた人
シンラボ編集部
エディター