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シンラボのスーパーデザイナー ー ラボメンインタビュー企画・第十二弾!(黒 卓陽さん)

さか
2020/10/04

みなさん、こんにちは。
シンラボ運営部です。
みなさんにもっと『シンギュラリティ・ラボ(略してシンラボ)』のことを知ってもらおうという思いから始まったラボメンインタビュー企画・第十二弾!は、【黒 卓陽 (くろ たくよう)】さんのインタビューです。

黒さんは、webデザイナーとしてシンラボの様々なコンテンツ制作に貢献いただいています。
9月より「webデザイナー育成プロジェクト」も始まりました!

また、地図のスペシャリストとしてラボメン向けに「地図勉強会」も開催いただいていました。
こちらは好評のうちに一旦終了しましたが、また再開する日がくるかもしれません…!

― まずは自己紹介をお願いします。
黒卓陽です。東京都出身で、大学時代は土木工学を専攻していました。
土木工学のうち街づくりを学んでいたのですが、その中で地図の重要性に気づき地図の研究を進めていました。
大学卒業後は地図制作会社や位置情報ゲーム開発会社を経て、現在はwebデザイナーをしています。
土木工学と言うと橋、トンネルなど構造物の設計や防災、上下水道関連など様々な種類がありますが、地図の分野に進む人はあまりいなかった覚えがあります。

ー 多彩な経歴をお持ちなんですね。
そうですね。webデザイナーになったのは、位置情報ゲーム開発会社に勤めていた際に、自分自身でデザインや画面の機能を考えたいと思うようになったこと、今後フリーランスとしても働いていける知識をつけたいと思ったことがきっかけです。

ー webデザイナーは未経験で始められたのですか?
いえ、学生時代に経験があります。
大学院生の時にTAをしていて、その際にwebデザインとCSSの授業も担当していました。

ー シンラボに入られたきっかけは何だったのでしょうか?
シンラボに入会したのは2020年の5月ですが、草場代表理事とは数年来のお付き合いがあります。
最初に知り合ったのはクリエイター交流会だったかと。
その際に草場代表理事からSDGsボードゲームを作成したい!といった話を伺っていました。

ー 「地図勉強会」はどのようなきっかけで始められたのでしょうか。
地図に対する誤解を払拭したいと思ったことがきっかけです。

アメリカって、国をあげて地図を作っているんですよね。
Google、Appleは既に地図を持っているし、Facebookもこれから地図を作り始めます。Amazonも3Dマップを作っています。いわゆるGAFAです。

日本の場合は国土地理院が地図を作っていますが、存在感がない。地理情報システム(GIS:Geographic Information System)の活用の動きはあるのですが。
もっと国として、ビジネスとして地図を作って行くべきだと思っています。
莫大な費用がかかるのも事実ですが、儲かるようになればもっと投資されていくんだろうなと思っています。
最近IoTが注目を集めていますが、これが進むと身の回りのもの全てに位置情報が付与されて繋がります。この先必ず進んでいく分野なので、ぜひ注目していただきたいです。

ー 最近始められた「webデザイナー育成プロジェクト」についてお聞かせください。
最近、シンラボにおいてホームページ刷新やボードゲーム制作でデザイナーが必要となる機会が増えています。
シンラボのブランディングの強化とラボメンがキャリアアップできる企画を提供するため、
初心者でも3ヶ月で必ずプロのwebデザイナーになれるプロジェクトを開始しました。
webデザイナーの実業務レベルの知識、スキルが手に入ることはもちろん、シンラボのホームページ改修をお手伝いいただくことで実績とポートフォリオが手に入ります!

webデザイナー育成プロジェクトでは、まずはwebデザイナーとしての基礎を理解していただいたのち、ブランディングのデザインやテクノロジーを使ったデザインについてお伝えしたいと考えています。
デザインって、デザインそのものではなく何となくかっこいいものやデザイナーの知名度で選ばれがちなところがあるのです。
でも、それって良くないことなんですよね。お客様にもかっこよさでデザインを選ばれたくない。きちんとデザインの考え方を徹底いただくことが必要です。

「かっこいい」ではなく「ふさわしい」デザインを提供できるよう、自分たちの方向性を示すことができるようなデザイナーを育成したいです。

ー シンラボに入会してよかったことはありますか?
草場代表理事のもとで、コミュニティを回す側を垣間見ることができたことです。
シンラボには、ラボメン一人一人を良く伝えようという文化があると思っています。
普段のコミュニケーションもそうですし、最近始まった「ラボ活!ブログ」も、ラボメンの活躍が伝わってきます。
それってとてもいいことだと思っています。

ー 今後の展望があれば一言お願いします!
草場代表理事いわく、シンラボは何か大きなビジョンがあって立ち上げたと言うよりは、まずはコミュニティを立ち上げてみてラボメンで色々なことをやってみよう、というスタンスで始めたそうです。
シンラボには優秀な方が多いので、現在よりさらにスピード感をもって世の中に色々なものを発信していけたらと思っています。

ー ありがとうございました。これからのご活躍を楽しみしております!

この記事を書いた人
さか
エディター