シンラボの縁の下の力持ちー ラボメンインタビュー企画・第八弾!(越 ひかりさん)
みなさん、こんにちは。
シンラボ運営部です。
みなさんにもっと『シンギュラリティ・ラボ(略してシンラボ)』のことを知ってもらおうという思いから始まったラボメンインタビュー企画・第八弾!は、【越 ひかり(こし ひかり)】さんのインタビューです。
ところで、写真の気になるお菓子は越さんの大好物、亀田製菓さんの「サラダホープ」です!
越さんがシンラボHPにて怒涛の勢いで更新されているコラムの第1回にも登場しております。
新潟限定発売とのことですが、亀田製菓ネットショップでは購入可能ですのでぜひお試しください!
― サラダホープ。覚えました。購入します。まずは自己紹介をお願いします。
越ひかりです。
システムエンジニアをしています。プロフィール写真からお気づきの通り、新潟出身です。
大学時代は関西で過ごし、就職で上京しました。
ー シンラボに入られたきっかけは何だったのでしょうか?
シンラボに入ったというよりも、シンラボの運営団体である一般社団法人未来技術推進協会が立ち上がる前からの初期メンバーなんです。
大学時代はCG、VRの研究をしていたのですが、そのことを知っていた友人から草場代表理事を紹介されて代表主催の勉強会に参加し始めました。
2016年頃ですね。今だとVRって街のあちらこちらで聞く言葉ですが、4年前はあまり知られていない言葉でした。
なので当時は研究室の仲間以外にCG、VRの話をできる人がいなくて、勉強会には共通の話題を話せる人がいたのが嬉しくて参加し続けてました。
そのつながりから、2017年の未来技術推進協会、2018年のシンラボの立ち上げに関わってきました。
― 初期メンバー中の初期メンバーなんですね。ちなみに、シンラボではどんなことをされているのでしょうか。
イベントの企画や営業を担当しています。でも、営業をすることになったのは偶然なんですよね。
未来技術推進協会の立ち上げにあたり、多くの企業、団体にアプローチする必要があったのですが、平日は仕事があるメンバーがほとんどなわけです。
たまたま、私が当時勤めていた会社の終業時間が早く平日も時間が取りやすくて、草場代表と私で営業に行くことになったんです。
仕事はシステムエンジニア一筋で営業は未経験だったので、とにかくイベントに行く!ご挨拶して名刺交換する!の繰り返しでした。
― そうなんですね。お話を伺っているだけで苦労が伝わってきました。
協会発足当初は何せ資金がないので、必死でした。
講演会、アイデアソン、勉強会などのイベントをたくさん開催していたのですが、イベント開催にあたって会場費などが協会の負担となっていました。
協会の理念に共感いただいて援助していただけたり、イベントスペースを貸していただけたりする企業/団体様と日々打ち合わせしていました。
一企業がスペース貸してくれるの?と思われるかもしれませんが、意外と調べるとあるんですよ。
手を動かして調べるのは大事です。
協会が全く知られていないときに初めて協力してくださったのがセラクさんで、現在は協賛企業となっていただいています。
― 越さんのスーパー営業力で、今のシンラボがあるんですね。
シンラボの発展を見届けていらっしゃる越さん、シンラボに入ってよかったことはありますか?
そうですね。先ほどお話した営業の話もそうですが、普段の業務ではできないことができて、新しいスキルを身に着けられることでしょうか。
また、私は立ち上げメンバーということもあって、立ち上げ時から一緒にいるメンバーはかけがえのない同士です。
みんなキャラが濃くて、一緒にいて楽しいです。
― 新しいスキルを身に着けられるのはその通りですね。私も、普段はこんな長い文章書かないです。
ですよね。最近は、未来技術推進協会のホームページ刷新にも関わっています。今後、TECH女子(※)で独立したホームページを作成するためその勉強も兼ねています。
私はシステムエンジニアですがweb系には携わった経験がなくて、ホームページ作成は初めての経験なんです。
WordPressって難しいですね。システムエンジニアの経験があれば何とかなるだろう、と思っていたのですが分からないことだらけです!
でも、そんな時にもシンラボには様々な分野の専門家がいて、質問すればみんな優しく教えてくれます。
技術面以外にも、マーケティングや法務など、毎回外部の専門家をお招きしてレクチャーいただいたらいったいどれだけの負担になるのか、考えるだけで大変。
新しいことに挑戦できる、分からないことを教えあえる。そんな環境が月額3000円で手に入るなんて最高じゃないかと思います。
※2019年9月より、未来技術推進協会が運営する「シンギュラリティ・ラボ」より本格始動した女性中心のコミュニティ。
「強く美しく自立した女性」をテーマに、SE、プログラマー、エンジニアを中心に、薬剤師、営業など様々な経歴を持った女性が活躍中。
社会で活躍する女性を応援し、テクノロジーを通じて活躍の場が広がるコミュニティづくりを目指し、様々なイベントを企画。
―ところで、今まで裏方というか、シンラボの運営業務を中心にされていた越さんが、最近怒涛の勢いでコラムを更新されているのは何か理由があるんでしょうか?
もともと文章を書くのは全然得意ではなかったんです。未来技術推進協会/シンラボにはライター業務もあったのですが、他の方に任せてしまっていて。ずっと文章を書くことから逃げていました。
でも、最近になって地元・新潟を盛り上げる活動をしたいなと思ったんです。
具体的には、未来技術推進協会が制作しているSustainable World BOARDGAMEの地方版、新潟版を作りたいなと。
そのためにSDGsボードゲームのファシリテーターの資格も取得して、資格取得後わずか1週間でファシリテーターデビューもしちゃいました。
文書を書き始めたのも、自分自身で情報を発信したいと思うようになったのがきっかけです。
ー ありがとうございます。越さんは進学、就職で地元を離れていらっしゃるんですよね。仕事やシンラボの活動でキャリアを積み重ねてこられた現在になって、何か心境の変化があったのでしょうか。
そうですね。東京というか、都心にいることって強いんです。情報へのアクセスのしやすさが違う。私の地元は終電が20時という早さだったので、特にそう思います。
例えば、進学するにあたっても、都心であれば自宅から通学できる範囲で、自分の学びたい分野を学べる学校がいくつも選べるのではないかと思います。でも、地方だとそうはいかない。電車も少ないですしね。
また、何かを学びたくてイベントに参加したくても、イベントの数も都心と地方では全然違う。
勉強会もそうですし、本の出版記念講演会なんかに行けば誰もが知っている有名人と会って話すこともできる。地方だとそんなチャンスはなかなかやってきません。
最近はオンラインイベントも増えてきましたが、やっぱり、リアルで会う、話すことも大事だと思うんです。
この状況を何とかしたいなと。
ー そうなんですね。恥ずかしながら、私はどちらかというと都心出身の人間で地方と都心の差についてあまり考えたことがなかったです。
あとは、協会の目的を「大企業のITエンジニアが会社関係なく集まり、社会課題、SDGsをテクノロジーで解決する」と謳っていた時期があるのですが、その際にお話しした大企業のトップの方にいただいた言葉が頭から離れなくて。
「東京で、似たようなことしている人が集まって活動して何になるの?」って。
会社関係なく集まって新しいことを生み出していける場があることって強みだと思っていたのですが、それでは足りないんだと。
地元のために、とまでは言えないですけど、SDGsボードゲームのイベントなど地元を盛り上げる活動をしていきたいです。
ー ありがとうございました。これからのご活躍を楽しみしております!
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